■ チェン駆動ローラについての詳しい説明 ■
従来より信頼性の高いチェン駆動ローラは、自社オリジナルスプロケットやベアリングと専用部品との組合せにより高品質で強度と耐久性を実現し充実したバリエーションからお選び頂けます。
下記の材質やスプロケットの特徴いかしながら、より良いローラの設計や選定にお役立てください。
細部の寸法変更や他社メーカー同等品等のご用命にもお応えします。
特徴(FKC型 / FKC-W型)
- ベアリングは規格ベアリングを採用し、高品質で低騒音です。
- 各ローラにおいて、ローラ幅が任意に選べます。
- 規格化していない製品も製作可能です。(材質をステンレスやスプロケット丁数の指定など)
各主要寸法についての説明
FKC-S型(シングル)
FKS-W型(シングルダブル)
BB | ボスボス寸法(ローラの両端から出たボスからボスまでの総全長) |
W | ローラ幅 |
K | スプロケットの芯からボスまでの寸法 |
B1 | ローラ端面からスプロケットの芯までの寸法 |
B2 | ローラ端面からボスまでの寸法 |
C | スプロケット芯々間の寸法(FKC-Wシングルダブルの場合のみ) |
※各寸法に指定がある場合は弊社までご相談下さい。
(指定寸法での製作は特に問題ありません)
使用材料・部品について
パイプ(スチール製)の種類
PZ(ポストジンク)とは | パイプメーカーにて溶融亜鉛メッキ処理されたものです。 |
黒皮とは | 亜鉛メッキ処理がされていない配管用炭素鋼管(SGP)や一般構造用炭素鋼管(STK)の事です。 |
ベアリング(JIS規格ベアリングを標準とします)
規格ベアリング | JIS規格・JIS相当のベアリングとプレス製のハウジングを使用し、低騒音、耐久性に優れています。 |
ローラ幅について(WとBB寸法の関係)
ローラ幅は各ローラ1mm単位で製作可能です。
製作する場合はローラの回転を円滑にする為、ローラ全長BB(ボスボス)寸法をフレーム内々寸法幅より若干短(-2mm程度)短くする事をお勧め致します。
製作する場合はローラの回転を円滑にする為、ローラ全長BB(ボスボス)寸法をフレーム内々寸法幅より若干短(-2mm程度)短くする事をお勧め致します。
推奨: BB = フレーム内々 ー2mm
BB(ボスボス)寸法について
チェン駆動ローラのBB(ボスボス)寸法はローラ幅と主要寸法(用いる部材)を基準として最終的に脱着カラーにて調整します。
その他(付属品等)について
※本製品においてシャフトやRピン(止めピン)は含まれておりません。
付属品等必要な場合は別途お申し付け下さい。
お願い ご注文の際はローラボスボス寸法をご指定下さい。
スプロケットの構造について(FKC型・FKC-W型に適用)
TYPE-F
スプロケットに直接ベアリング圧入し、フランジ等を用いてローラと組合わせします。
TYPE-M
スプロケット+Bg(プレスケース)一体品
スプロケットとプレスハウジングが一体となっており、安価を目的として使用します。
スプロケットとプレスハウジングが一体となっており、安価を目的として使用します。
TYPE-B
スプロケット(削出しボス構造)
スプロケットとボスが一体で、強度も備えたものです。
スプロケットとボスが一体で、強度も備えたものです。
TYPE-HE
スプロケット+Bg(削出しケース)一体品
様々なバリエーションを可能とし、さらに十分な強度も合わせています。
様々なバリエーションを可能とし、さらに十分な強度も合わせています。