■フリーローラについての詳しい説明■
汎用性の高いスチール製は様々なローラコンベアの取替え用や専用機の部品として、幅広くご使用いただけます。
下記の材質やベアリングの特徴いかしながら、より良いローラの設計や選定にお役立てください。
特徴(フリーローラ全般)
- 細小径サイズの各種ローラには、プレスベアリング等の経済的なベアリングを使用しています。
- 小中径サイズの各種ローラには、プレスベアリング等の経済的なベアリングやハイクオリティなJIS規格ベアリングを採用しているものなど豊富に種類を揃えています。
- Φ57.2~Φ89.1サイズの各種ローラには、プレスベアリング等の経済的なものから、さらに強度を追求したマシンベアリング、ハイクオリティなJIS規格ベアリングを採用しています。
軸径に対し多種類のベアリングとの組合せにより豊富な種類を揃えることが出来ました。
一覧表についての説明
パイプ部の素材と説明
PZ(ポストジンク)とは | パイプメーカーにて溶融亜鉛メッキ処理されたものです。 |
黒皮とは | 亜鉛メッキ処理がされていない配管用炭素鋼管 (SGP)や一般構造用炭素鋼管(STK)の事です。 |
化粧パイプ(SUS304#400)とは | ステンレスパイプをパイプメーカーにて#400で研磨したものです。 |
2B材(SUS304)とは | ステンレスパイプでは一般的に扱われパイプ表面はやや白くザラザラしています。 |
パイプの種類と外観写真

ベアリングの種類と特徴
(P)プレスベアリングとは | 軽量物用のローラコンベア用に開発された安価なプレス成型のベアリングです。 |
(M)マシンベアリングとは | 削りだしベアリングとも呼び、プレスベアリングに比べ耐久性に優れています。 |
(B)規格ベアリングとは | JIS規格・JIS相当のベアリングとプレス製のハウジングを使用し、低騒音、耐久性に優れています。 |
(C)規格ベアリングとは | JIS規格・JIS相当のベアリングと削り出しベアリングケースを使用し、低騒音、耐久性に優れています。 |
ローラ幅(※BB:ボスボス寸法)について

ローラ幅(ボスボス寸法)は各ローラ1mm単位で製作可能です。
製作する場合はローラの回転を円滑にする為ローラ全長(ボスボス寸法もしくは、カラーの両端間の距離)をフレーム内幅より若干短くする事をお勧め致します。脱着カラーの場合はローラ幅に対しボスボス寸法をカラーにて調整します。
製作する場合はローラの回転を円滑にする為ローラ全長(ボスボス寸法もしくは、カラーの両端間の距離)をフレーム内幅より若干短くする事をお勧め致します。脱着カラーの場合はローラ幅に対しボスボス寸法をカラーにて調整します。
ローラ強度
ローラ強度は当社の標準軸仕様を基準に算定しております。お客様で軸をご用意される場合はご注意ください。ご使用の状況によりローラ強度は変わります。表中の数値は目安値であり、補償値ではありません。
その他(付属品等)
本製品(フリーローラ類)においてシャフトやRピン(止めピン)は含まれてません。
付属品等必要な場合は別途お申し付け下さい。
表面加工について
特殊な用途に応じて各種ローラにオプション加工を加える事もできます。
お願い1 ご注文の際はローラボスボス(BB寸法)でご指定下さい。
お願い2 ローラをベルト等にて直接回転されるなど駆動ローラとしての使用に
不向きです。(ベアリングの破損の原因になります)